
髪のくせを軽減できる[酸熱トリートメント]
皆さん聞いたことありますか?
ストレートパーマや縮毛矯正よりもダメージがかからずにツヤ髪を実現してくれる話題の髪質改善トリートメントです。
KILLAでも導入したのでご紹介させていただきます◎
髪質改善トリートメントではすでに
[LAケラチントリートメント]がありますが、
そちらとの違いを踏まえてご説明していきます。
酸熱トリートメントとは?

グリオキシル酸という「酸」を主成分とした薬剤を髪に塗り、熱を加えることで新しい結合を生みだし、髪が傷んだ時にできるダメージホールを埋め、ツヤのある髪をかなえてくれます。
ストレートパーマや縮毛矯正と比較されることも多いけれど、髪に負担がかからないところが嬉しいポイントです。
ケラチントリートメントは「ケラチン」の効果で、
酸熱トリートメントは「酸」の効果で髪質を改善していきます。
マツコ会議などのテレビでも紹介されて、いま注目のトリートメントです。

酸熱トリートメントの効果・おすすめする髪質は?
■酸熱トリートメントの効果
・ダメージを修復し、サラサラの指通りを実現
・潤いのあるしなやかさを求める方へ
・髪のくせやうねり、ボリュームを軽減
縮毛矯正するほどではないけれどくせが気になる人や加齢によるうねりが気になる人は効果を実感しやすいのでおすすめです。
毛先のダメージが強い人も、髪の手触りがよくなるので試してみて下さい。
酸熱トリートメントの種類は?
主に使用する「酸」によって、効果も異なります。
①グリオキシル酸を主成分とするもの
くせが落ち着きやすく、ハリコシが出やすい。ただし、ヘアカラーが褪色しやすいので注意。
②レブリン酸を主成分とするもの
髪にツヤ感や柔らかさをプラスできるので、サラサラした手触りをかなえてくれる。カラーの褪色率は低め。
③サリチル酸を主成分とするもの
パーマヘアと相性がいいのが特徴。くせはそれほど軽減できない。効果は3つの中だといちばん感じにくい。
ちなみにKILLAで取り扱っている酸熱トリートメントの進化版と言われているこちらの商材を使用しています。
クオライン スリムバランサー マスク
毛先までしなやかにまとまる“酸熱トリートメント”

主成分として酸熱トリートメントでよく使われるグリオキシル酸と似ているものになりますが、
【グリオキシロイルカルボシステイン】&【 グリオキシロイルケラチンアミノ酸(羊毛):毛髪補修】という2つの新成分*が熱による架橋をつくることで、毛髪強度を高め、自然なツヤを与えます。
また、【新成分とベタイン】の組み合わせにより熱変性で硬くなる髪の変化を抑え、毛先までしなやかにまとまる髪へと導きます。
★新マスキング成分を全アイテムに配合★
臭いが気になると声も多い酸熱トリートメントですが、こちらの商材は無数の微細な細孔がニオイ問題を解消しています。
ケラチントリートメントの違いは?
ここまで見ると『ケラチントリートメント似てるじゃん!!』と思った方も多いと思います。
大きな違いはその質感の違いにあります。
ケラチントリートメントは髪と同じタンパク質を大きくしていくので、芯をしっかりするものに対して、
酸熱トリートメントは熱を加えた酸が新しい結合となり、繋がりをしっかりしていくものです。
【ケラチントリートメントの特徴】
・ハリコシがしっかりする(少し硬く感じる)
・クセを取る効果は酸熱トリートメントより◎
・ブリーチ毛にはこちらがおすすめ
【酸熱トリートメントの特徴】
・柔らかいサラサラした質感
・うねりや広がりを抑え、自然なまとまりに
・クセを取る効果は弱い
ケラチントリートメント→ハリコシのある質感、酸熱→サラサラの質感と考えてもらえると良いです◎
⬇︎各種トリートメントの料金の違いはこちらになります⬇︎

ケラチントリートメントについてはこちらの記事をご参照下さい。
酸熱トリートメントのデメリットは?
酸熱トリートメントには髪に嬉しい効果がいっぱいあるとはいえ、なかには「くせが伸びきらなかった」「パサパサになった」という声もあります。
酸熱トリートメントはパーマ液ではないので縮毛矯正やストレートパーマのようにくせを矯正しきれないケースがあることをきちんと理解しておいて下さい。
ダメージホールを埋めて髪質を改善するものなので、健康毛だと効果が出にくい場合もあります。
※これはケラチントリートメントも同様です。
自分の髪にはどのトリートメントが合うのか、もしくはストレートパーマ(縮毛矯正)の方が合うのか、
担当者とよく相談してから選んで下さい。
あと気になるのが褪色(色落ち)です。
色落ちの原因はズバリ!!
酸熱トリートメントの「強酸性」とヘアカラーの「アルカリ性」の相性が悪いから。

↑表から見てみると、ヘアカラーと酸熱トリートメントだと「全く違う性質」という事がわかりますよね。
しかも、通常の酸熱トリートメントはただの「酸性」ではありません。「強酸性」でとても強い薬剤です。
なので酸熱トリートメントの「酸」がヘアカラーの「色素」を溶かして固めてしまい。ボロボロになってしまいます。
それがヘアカラーの色落ちの原因になってしまっています。
ヘアカラーでアルカリ性の薬剤で膨潤し「ふにゃふにゃ」になり、
今度は酸熱トリートメントの「強酸性」で今度は急激に収斂(しゅうれん)し、引き締められます。
そうなると髪はヘトヘトな状態となり、性質が乱れ、髪が痛むと同時に褪色の原因になってしまいます。
ブリーチ毛で色落ちが顕著にみられる場合の髪にはケラチントリートメントの方が適してます◎
酸熱トリートメントで失敗しないためには?
そもそもトリートメントで失敗があるの??と思いやすいですが、実際にはあります。
上記でも説明したように、強い酸性は髪に大きな負担をかけます。
本来、髪が一番健康な状態をキープしやすく、傷みにくいのが「弱酸性」です。
なので当日にブリーチを使ったカラーやハイトーン系のカラー(アルカリ性が強い施術)に限らず、カラーを同時施術する場合はお断りさせていただいてます。
どうしてもの場合は先に酸熱トリートメントを施し、髪のPHが弱酸性に落ちつくと言われる7日後(1週間後)以降を目安にカラーを行って下さい。
自宅でのケアも重要
酸熱トリートメントの場合は酸性へ、カラー(ブリーチ)やパーマなどを行った際は髪のPHが大きくアルカリ性に偏ります。
この状態の期間が長いほど髪は痛みやすい状態になってます。
そこでおすすめなのが「炭酸シャンプー」や「弱酸性系のアミノ酸シャンプー」です。
放っておいても徐々に中性域に戻りますが、早めに弱酸性のシャンプーなどで中性域に戻してあげることが大切です。

炭酸シャンプーも弱酸性の性質を持ちます。頭皮のクレンジングと同時に髪全体のPHを安定させてくれます。
主にパーマ後や、ハイトーン系のカラーでアルカリに偏った髪に使うと効果的です。

キラシャンプーもアミノ酸系の弱酸性シャンプーなので効果的です(^o^)/
炭酸シャンプーよりは中性域なので、逆に酸熱トリートメント系の「酸性→中性」に戻す場合に効果的です。
さらに髪に補う保湿成分が多く含まれているので手触りを求める方にはこちらがおすすめです。
どちらにしても少しでも早くPHを戻し、健康な肌や髪の毛の等電帯に近づけることが必要です。
※等電帯=イオン結合がしっかり結合しているpHが弱酸性(pH4.5~5.5)の状態
まとめ
いかがでしたでしょうか?
酸熱トリートメントによる良い効果もあれば、色落ち、そして髪へのダメージに繋がる悪い点もあります。
酸熱トリートメントで最も良くないのはのは「よく知らないでやること」です。
美容師側もお客様側もお互いにメニューの理解を深めて、失敗するリスクを最小限にすることが大切です。
とはいえ、全国的に人気のメニューなのでチャレンジしてみたい方はお気軽にご相談ください♪
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